年内の講義は本日の講義で終わりとなります。
年内の講義が終わったから受験勉強は終わり!と言いたいところですが終わりではありません。
来年8月の合格に向け、合格に必要な知識と解答テクニック習得のため、年明けの開講までひたすら復習を続ける必要があります。
ただし、勉強の進み具合は人それぞれだと思いますので、それぞれの状況に合わせた年明けの講義までにやることを書いておきます。
[1] 確認テストで理論・計算ともに平均点を超えている方
学習計画表に基づく学習が順調に進んでいますのでその勉強方法を継続してください。
また、スケジュールが必要であれば次の内容をこなして下さい。
⑴ 理論
年内確認済み理論のうちAランク項目を年明けの開校日まで暗記する。
暗記のやり方は3~4題を3日使い回転数を意識して暗記する。
暗記しづらい理論は休日に時間をかけて(書いても良い)しっかりと暗記する。
⑵ 計算
➀ 休日に総合問題(確認テスト2~4回、問題集№3~4の総合問題)を解答し、間違えたところ、迷ったところをテキストで確認し、個別問題集を解答する。
② 学習済みの土地の評価、取引相場のない株式のテキストをすべて読み込む。(学習計画表を参考にして下さい)
➂ 学習済みの小規模宅地等の特例のテキストをすべて読み込み、適用要件のみ判定させる個別問題、利用区分の異なる建物の宅地等の論点の個別問題を解答する。(学習計画表を参考にして下さい)
④ 学習済みの相続人の判定、法定相続人の判定、法定相続人の数の判定、2割加算の判定のテキストをすべて読み込み、対応する個別問題集を必ず解答する。
なお、計算で平均点を超えなかった確認テストが一部ある場合で、内容に不安を感じるところがあれば、対応するテキストの読み返し、個別問題集の確認をしましょう。
[2] 確認テストで計算が常に平均点を超えていない方
年明けの開校日までにすべての計算項目のテキスト(相続税法・財産評価)の読み返し、個別問題集の解答を学習計画表№1~4を参考にして行い、その内容の理解と問題を解くことに慣れましょう。
学習計画表は効率的な学習のノウハウの塊なのでこれを有効利用してくださいね。
また、週に2問は総合問題(確認テスト2~4、問題集№2~3、できれば4も)を解答し総合問題の解き方にも慣れましょう。
本試験では計算で最低でも平均点をとらなければ厳しいと思います。
休校期間中に計算のレベルアップを目指しましょう。
どうしても時間がなく、すべての計算項目のテキストの読み返し、個別問題集の解答ができない場合には下記の➀~③を行ってください。
➀ 学習計画表の№2~3期に対応する土地の評価、取引相場のない株式のテキストを読み返しと該当する個別問題集を解答する。(学習計画表を参考にして下さい)
② 学習済みの小規模宅地等の特例のテキストをすべて読み込み、適用要件のみ判定させる個別問題、利用区分の異なる建物の宅地等の論点の個別問題を解答する。(学習計画表を参考にして下さい)
③ 学習計画表の№1~2期に対応する相続税法の計算項目のテキストのすべてを読み込み、対応する問題集を必ず解答する。
(時間的にどうしても厳しければ、学習済みの相続人の判定、法定相続人の判定、法定相続人の数の判定、2割加算の判定のテキストをすべて読み込み、対応する個別問題集を必ず解答する。)
[3] 確認テストで理論が常に平均点を超えていない方
配布プリントの年末年始の過ごし方の優先順位②最重要理論の範囲を年明けの開校日まで暗記しましょう。
なお、今は計算の基礎を固める時期なので、ご自身の学習状況に合わせて、[1]または[2]を参考にし、しっかりと計算の復習もして下さい。
優先順位としては計算の方が高いです。
初学者の方の計算が合格レベルに達するのは本試験の直前となります。その完成には長い時間がかかるので、休校期間中に計算の復習が疎かにならないようにして下さい。
合格発表週の土曜日は毎年人が少ないです。
個人的な合格者の答案の傾向としては理論問2において低額譲受、債務免除等、その他の利益の享受のうちいずれか一つを解答している方の合格している確率が高いです。
計算は量が多かったのでメリハリのある答案を作成しているようです。
なにはともあれ健康に気を付けて良いお年をお迎えください。