今年の相続税法の本試験について

前置きするとあくまで私見なので。

[1] 理論について

例年通りの2問での出題

問1は専門学校での模範解答を参考にすると満点勝負かと思います。

ほとんどの方が正解できるので特に解説すべき点はないです。

問2の⑴と⑵はある意味サービス問題かと

ヤマを張ってさらに深く深く暗記をした人が加点できる問題だったと思います。

私が各々の税法試験を合格したときのことを思い出します。

恐らく作問した方は税理士試験が努力の報われる試験ということを伝えたかったのではないかと思います。

ただし、ほとんどの方が⑴と⑵を正解できないので⑶の重要性が相当高いと思います。

[2] 計算について

通常の精神状態であれば、おそらく60分ぐらいで納税額まで算定できる問題だと思います。

指示を守り回答した人から高得点となる問題だと思います。

[3] 総評

全体の印象としては正解できる箇所が多い簡単な問題だったと思います。

一発逆転の起こりにくい高得点勝負の問題かと。

なお、税理士試験について様々な意見があることについて気を使いすぎた問題なのではないかとも思います。(作問された方々は限られた報酬、時間、人員の中での作問が本当に大変だったのではないかと思います。本当に気を使って作問された感があります。)

余談になりますが受験生の時期は試験が終わるので8月が大好きでした。

また、試験が終わるとすべて忘れてしまうので友人と呑んでばかりいました。

とりあえず終わったことは終わったことなので区切りをつけて前に進みましょうよ。

 

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この記事を書いた人

中込 雄一のアバター 中込 雄一 税理士

3児の父親で池袋で税理士をしています
最近はまっているのは娘の写真を撮ることとギターを弾くこと
元税理士受験の非常勤講師(相続税法)で元V系バンドマンです。

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