いやー先週末に最終講義が終わった~。
まあ受講生さんはこれから最後の追い込みをかけて相続税法の本試験に挑むわけですが。。。
ということで本試験等での心得的なものを書いてみます。
心得1
本試験の直前まで理論を暗記すること
実体験として税理士試験は理論がある程度解答できれば合格する可能性が相当高くなるため、可能な限り試験の開始直前まで理論の暗記をすべきです。
また、本試験の直前に確認した理論が出題されることもまれにありますよ。
私は財表のストックオプションと法人税法の合併がまさに直前に確認した理論でした。
心得2
ヤマを張ること
・理論
相続税法の試験では生半可な理論暗記では合格することはかなり厳しいと思います。
70%精度の理論暗記では合格できないと思いますので、ある程度ヤマを張って絞って100%の精度の理論を本試験にもっていくのが良いと思います。
・理論、計算共通
自分自身で改正・新聞・業界紙等を見て話題性のある項目を2~3絞り、専門学校等では未学習だけどこの論点が出たら必ず正答できるという項目を作ること。
やはり競争試験になるので強みを作り、合格できる可能性を高めるのが良いです。
私は消費税法の試験で仕入税額控除の趣旨の出題を予想し本試験で出題されましたよ。
心得3
本試験での答案作成は平常心では無い状況で行うということを自覚すること
やはり年一回の試験ですから独特な緊張感がありますよね。
受かりたい気持ちが強い人ほど手が震えて中々最初はうまく書けないものです。
そんな自分を受け入れて5~10分位たてば自然と手の震えが収まる落ち着くものです。
普段の80%くらいの実力が発揮できれば良いかと思いますよ。
心得4
問題のボリュームを素読みである程度把握し、取捨選択を適切に行い、試験委員が得点を振ると予想される箇所を効率的に解答すること(なげー)
一番重要なことですよね。
具体的には未学習項目は飛ばす、または、時間をかけずに知っていることを端的に解答して他の部分で得点を重ねる。
ボリュームが多すぎる問題では得点が振られているであろう最終値に重きを置き、計算過程については端的にし他の受験生との差別化を図る。
等がありますよね。
柔軟性とバランス感覚が大事だと思います。
これは実務的にも非常に役立つと思います。
心得5
本試験では2~3回ほど心が折れる瞬間がある
これは仕方ないんですよね。
未学習項目が出た瞬間に試験中にもかかわらず
今年も落ちるな、、、もうやりたくないな、、、
臆病風に吹かれて色々ネガティブなこと考えちゃいますよね。
でもぶっちゃけ考えるだけ時間の無駄ですね。
皆同じく心が折れているので早く立ち直り他の個所を解答し得点を重ねることが大事です。
正解できるところから解答しましょ。
とりあえずこんなところですかね。
多分講義で言ったであろうことを記録してみました。
これで本試験は失敗しないですよ( `ー´)ノ
あと来年は予習に困らないはず。。。(来年も?)
受講生さんはあと一週間体調管理に気を付けて最後の追い込み頑張って下さいよ!!!