色々とありましたが新年度の初講義が終わりました。
講義内で時間がなくて説明できなかった合格するために必要な基本中の基本を次回の講義で説明するためにまとめてみました。
その1
過去の本試験を確認し理論・計算ともに出題傾向を把握し勉強方法を確立する
超重要です。
本試験で上位10%以内に入らなければ合格できませんので、過去の本試験の出題傾向を把握し、出題傾向に沿った勉強を行うことが合格への近道となります。
また、科目ごとに合格答案の様式に違いがあるため、過去の成功体験を過信せず、科目ごとの合格答案の傾向をつかみ、その作成に必要な能力を習得するための勉強方法を早期に導入し実践することが良いです。
相続税法の理論は誰よりも速く正確に答案を作成する必要があるため、条文の正確な暗記が合格のために必要不可欠となります。
その2
理論暗記は毎日行うこと
実体験として1日に7時間理論の暗記をするよりも毎日1時間ずつ理論の暗記をしたほうが頭に定着しやすいです。(分散学習)
私は平日において行き帰りの電車で理論サブノートを使って計1時間は必ず理論暗記をしていました。
直前期はスケジュール管理アプリなども用いて暗記した理論を管理するのもよいと思いますよ。
なお、できる限り文章の構成を意識して暗記を行い条文の理解にも努める。
理サブは受験生の精神安定剤です。
持っていると不安な気持ちから解放されるそんな気がしますw
私の受験生時代は常に持ち歩き授業の際には良く解釈や気づいたことをメモ書きしていました。
また、理論の暗記は税理士試験で合格を勝ち取るために必要な仕事であると認識して下さい。
仕事をしなければ成果は得られません。
ちなみに受験生時代は家にテレビは無かったです。(く、狂ってる・・)
その3
効率の良い問題の解答方法を確立すること
税理士試験は2時間の時間制限で行われる試験ですが、不思議なことに常人では2時間で解き切れない問題の出題が多々あります。
従って効率の良い答案の作成が求められますので、効率の良い解答方法を確立しなければなりません。
担当講師であれば必ずその方法を知っているので講師の解答方法を基礎として自身で改良を重ねてください。
その4
体調管理に十分気を付ける
本試験までのカリキュラムは合格するために必要なことの全てが緻密な計算のもとに組まれているため、授業はもれなく休めないことになります。
従って体調管理が超重要になります。
特に疲れがたまると免疫力が落ちますので12月~3月は気を付けてください。
私は外に出るときはマスクを着用し、家では加湿器をつけ、ビタミンCの錠剤をのんで予防をしてましたよ。
また口呼吸をする方は寝るときもマスクなどをして予防をすると良いです。
その5
必ず合格すると友人などに伝え逃げ道をなくす
私は受験生時代、友達や彼女と呑みに行って税理士試験の話となったときは、毎回今年は必ず合格すると言っていました。
これは親しい人間に合格すると宣言することで自分自身の逃げ道をなくすために実践していました。
落ちたとき笑いものになるリスクは相当高いですが、タイミングがあれば合格すると宣言すべきです。
まあ一般的なことですがとりあえずこんなところですかね。
税理士試験は最初が肝心です。
良いスタートを切り良いリズムを継続させましょう。
恐らく人生の中で一冊の本(理論サブノート)を気が狂ったかのように読み込み、暗記することは中々ないですからね。